「祖父と木の洞」
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「祖父と木の洞」
序編 蝉の声が過ぎていく一瞬に色をつけては消えていく。道路端の半分以上破けてしまって読めなくなった政党の広告は風ではがれ、天高く見える筋雲も少しづつではあるが、確実に運ばれていく。8月の終わりは近い。 誰もが何かを夏の中に置き忘れる。 夕暮れはその置き忘れたものを教えてくれる。
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