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逃げることに成功した賢達は前方に人がいることを見つけた。その格好は先ほどの彼女と同じGuardianの制服を着ていた。
向こうも賢達に気づいたのか駆け足で近づいてきた。
「お前ら逃げれたんだな!よかったよかった!」
「どこから逃げてきた?この様子だと沙羅が戦っているんじゃないのか?」
2人の話を聞いて賢が先ほど起こったことを話した。
「なるほどな。お前名前は?」
話が終わった後に名前を聞かれ柳賢と答えた。
「賢か。俺の名は大瀬連だ。」
「俺は如月達也だ!よろしくな!」
「ああ。よろしく。」
「連、悪いんだがその洞窟まで案内してくれないか。やはり沙羅が心配なんで救援したいんだ。」
連がそういうのも無理はない。仲間が戦っていて助けに行きたくないなんていう奴いないと思うからだ。
「わかった。案内するよ。」
「よし。達也はこの人たちを送ってくれ。」
「ええ。まじかよ。まあわかったよ。」
納得はしていないようだが渋々達也はみんなを連れてこの場を離れた。
「行くか。」
この一言で連と賢は達也と逆側に走っていった。
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