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あまり遠くまでは行ってなかったのですぐ着くことには成功した。
「ここか。ありがとな。なら賢も早く逃げろ。」
「なんでだよ。俺もその沙羅さんが心配だ!だから一緒に行くさ!」
「わかってないな。ソウルが使えない人間がソウルを持っている人間に太刀打ち出来るわけない。それに賢、戦ったことないだろ?」
連のいうことは最もだった。賢は小さな村でずっとおじいちゃんに育てられていて農業しかやったことなかったのだ。
「わかったならとっとと逃げろ。いいな?」
そう言うと連は洞窟に入って行った。
賢(そんなこと出来るかよ。沙羅さんは俺たちを逃すために戦ってんだぞ?見て見ぬ振りなんて自宅なんだよ!)
賢は忠告を無視して中に入った。
これが彼の人生の分岐点になった。
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