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その話を黙って聞いていた。
ソウルと呼ばれるものがあるのはこのご時世知らない奴がいない方がおかしいはずだが何かが引っかかる。
「あんた1つ質問をしてもいいか。」
そう言うとその場にいた全員が彼の方を向いた。
「ほう。話ができる奴がこの空間でいたとはな。まあいいだろう。」
「ソウルってのが俺たちの中にいる可能性があるのはわかった。だがしかし、あんたはどうやってそれを見つけた?ここにいる人を見たが歳はバラバラだ。その中から絞るのだって難しいはずだが。」
ここまで言うと彼は少し驚いたような顔をしているような気がした。正確に言うと顔はフードで隠れているのでこちらからは確認ができない。
「ふふふ。そんなこと知らなくていい。どうせ生きれるのはこの中で1人だけだからな。」
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