1 瀕死、そして出会い

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ふわり。その時、俺の鼻腔を花の香がくすぐった。その香りで、暗闇から引きずり出される。こんな薄暗い路地に…だれか、いるのか? 血を吸いたいという本能が俺の体にエンジンをかける。ゆっくりと目を開いた。
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