④結論

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④結論

「作者の視点に立って寄り添う」「自分の体験を入れ込む」ことなどによって論を深めていったあとは、いよいよ結論です。 結論でポイントになるのは「はじめに」や「おわりに」にある作者の意見、作者が抱えている問題意識です。ここでもおおまかに例を書いて説明したいと思います。 この本を通して作者が訴えていること、それは戦争の悲惨さを次世代に伝えることの大切さを、決して忘れてはならない、ということである。 戦後74年がたとうとしている今、自分自身の戦争体験を語り聞かせてくれる方は少なくなってきている。未来の大人である私たちには、その貴重なお話をしっかりと聴き、受け止め、そしてそれをさらに次の世代へと伝えていく義務があるのだ。戦争の悲惨さを忘れないために、もう二度と悲劇を起こさないために、自分にできることは何かを模索していきたいと思う。 このようになります。まず、作者の考えを書き、それに対する自分の考え、意見を述べ、そこから自分の目標、意志を示す。というのがいちばんまとまりがよいように思います。
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