③本文の書き方(1)

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③本文の書き方(1)

③本文の書き方 本文を書く上で、わりとやりがちだけどおすすめしないのが 「とりあえずあらすじ書こう」 という行為。 ネットであらすじ調べて、書き写して、、 確かに文字数は稼げますが、手間に対し得られる評価が極端に少ない! ただあらすじだけを書いてしまっては、何十人分の感想文をいちいち見ないといけない先生たちは「あ~あらすじまとめたやつね。はいはい。」って思うこと間違いなしです(知らんけど、、) そこで、わりとスラスラ書きやすいけど、「なんか良い感じ!」と思わせる、おすすめの方法を2つご紹介します。 【1】作者や、作者が出会った人の目線に立って書く 例えばあなたが、「作者の戦争体験」についての本を読んだとします。その場合、この【1】の例は次のようになります。 作者は、戦火がごうごうと燃えさかる中、幼い弟と手をつないで、必死に逃げたそうだ。母を失い、頼れる兄を失ってもなお、作者は生きるために走り続けたのだ。『もし、私が作者だったら、この作者のように「生きる」ことを選択することが出来ただろうか。愛する家族を失ってしまった悲しみに暮れ、絶望のうちに「死」を選択してしまうかもしれない。』 ざっとこんな感じになります。『』で囲ってある部分が、「作者目線に立ってみた」文章になります。作者の体験部分も含め、これは全くのフィクションですが、なんだかいい感じに見えませんか? 書き方は簡単です。まず、自分が本の中で印をつけた作者の言葉や体験を要約し、抜き出します。そして次に、「もし私が〇〇だったら」となどの書き出しを用いて、感想文の中に「自分」の存在をあえて入れ込むのです。 書きやすさで言えば、「もし私が〇〇だったら」で書きだした文は「できない」などの否定形で終わることがおすすめです。そうすることで、次の文で○○さんを誉め、そして「どうして○○さんはこのようなことができたのだろうか。私は次のように考える」といったように流れが作りやすくなるのです。
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