記憶は人を…
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完了。お隣さん…刑事さんはそう呟いた。 「これで良かったのですね?」 私はゆっくりと頷く。 力なく崩れ落ちる夫を目の前にしても、何にも感じない。 「これが、正解なんです」 そう言って笑ってみせた。刑事さんは優しく微笑んでいる。 …ああ。この人がお隣で良かった。 私と似ているこの人で。 倒れている夫を、私は刑事さんといつまでも眺めていた。
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