春に見つけられた冬の物語

「王子さまに見捨てられたバラは枯れる」冬と春、二人の高校生の終わらせる物語。

みけ

恋愛 完結
2時間58分 (106,754文字)

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あらすじ

高校二年生の春に出会った彼女「春」は品行方正、成績優秀、おまけにクラス委員長という優等生を絵に描いたような奴だった。 「冬」と「春」。季節の名前以外共通点のない二人であったが、ひょんなことから冬は彼女

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感想・レビュー 4

抗い続ける人たちへ

誰しも、自分が非力で無力だと、打ちのめされた瞬間があると思います。 自分の置かれた状況を、漫然と受け入れ、仕方ないと、どこか諦めてきたことも、多分にあるのでしょう。 そんな時、「それでも」と立ち上が
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儚く淡い春と冬。

「冬は死の季節なんだよ。」 冒頭の最初の一文めは梶井基次郎の「桜の樹の下には」を彷彿とさせます。 この言葉が物語にどのような意味をもつのか、真っ先に考えるのはあまりよろしくない。 静かに息をひそめて、
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余韻に浸れる作品

プロローグと、そこから始まる長い長い二人の物語、そして辿り着く最終話までにはブレも齟齬もなく、とても充実した気持ちで読了。 統一された文体が心地よく、長編だけれど苦もなく読めてしまう。 更にはラストの
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