三. ♡

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「ではでは、こちらの泡立ちの良いボディソープをおっぱいに塗りまして」 しゅわしゅわとボディソープの擦れる音が聞こえれば、さすがのタカトでも何をされるかの予想は付く。 むにゅり。タカトの大きな背広に当てられたのは、惜しげもなく披露していたあの目に余るほどの爆乳。体重をかけていくにつれて、乳房の形が楕円形へ、まるで水滴が広がるように吸い付いていく。 「——あはっ、タカトさんの背中、とっても逞しいです♡」 そう言うとオディーナは、乳を上下に擦り付けるようにして身体洗いを始めた。 にゅぱっ、ぐりゅんぐりゅんと、おっぱいが背をなぞるたびに、淫靡な水音が浴室に響く。 「その、この洗い方は、いわゆる……」言い淀むタカト。 「あら、単純なタカトさんでも知ってました?お偉い様はこうやって、女の人に身体を使って洗わせてるって言いますもんねぇ」 ぐりぐりとオディーナが左右に動くと、肩甲骨の端から端まで、こりこりに勃った乳首の感触が走っていく。それは、背中を指でなぞられるよりも敏感に、タカトの神経系をぞくりと刺激した。 「気持ちいいですかぁタカトさん。贅沢ですねぇ、サキュバスのエッチな身体で洗ってもらえるなんて」 まさに未知の快感。ヒクつく身体を制御できずにいる自分を恥じているのか、タカトは押し黙ってしまう。 いつ間にか左へとずれたオディーナはタカトの脇の下へと手を通し、肩から二の腕、手の先に至るまで、その有り余る胸部で挟みながら洗っていく。 おっぱいに留まらず、へそから恥部にかけた部分までもが腕へと当たり、その絶妙な感触の違いが一層心地良さを増していく。 「その、オディーナ殿……」 「ん~?」 「このような戯れを、している場合では」 タカトの言いたいのは、恐らく大叔父に関することであろう。 一刻も早く戻って様子を見なくてはならない、と逸る気持ちを抑えられないのだ。 「それはご心配なく。だってタカトさん、本当なら王都にいなくちゃいけないんですよ。 それを無視して戻るのですから、人目の付かない夜を待たなきゃ入り込めないじゃないですか」 それに、とオディーナは顔を起こして、タカトの耳元で囁く。 「わたし体力は戻っても魔力はまだなんです。さっき使った分で空っぽ、補充しなきゃお役に立てません。いつも着てるいやらしい服だって、自前の魔力で編んでるんですよ。ですからぁ……あむっ」 じゅぷぷぷっ、じゅるじゅるじゅる。 サキュバスの舌技をふんだんに使い、耳たぶから耳輪にかけて丹念になぶっていく。 声に気を取られていたタカトにとっては完全な不意打ちで、背筋が固まったまま快楽を受け止めてしまう。 「ふふっ、歯を食いしばって我慢するタカトさん、可愛いなぁ♡」 「うぐっ……」 侮っていたわけではない、それでも手の平で転がされている。 タカトは今更ながら、誘いに乗ってしまったのを悔やんでいた。 「そんな悔しそうな顔してますけど、ほら見てください。貴方のおちんちんさん、とっても素直に反り返ってますよ」 鎮められるはずがなかった。サキュバスの肢体を擦り付けられ、無反応でいられるほど、タカトは無我の境地に至っていない。 血管が広がり真っ赤になった亀頭が、皮を押しのけて露わになっていた。 「身体の大きさに劣らない、立派なおちんちんですねぇ。カリも高くて、太さも中々。人間の女の子だったらちょっと引いてたかも」
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