五. ♡

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じゅるり。舌なめずりをする様は、まさに捕食者。 ワンピースの中、パツパツに詰まった胸が、興奮を表すようにたゆんと弾んでいた。 「んー、どういう方法で料理しましょうか。やりすぎて殺してしまったら元も子もないですし」 男には言っている意味がまるで理解出来なかったが、ともかく決死の形相でオディーナを睨みつけている。哀れにも、それが淫魔の加虐心を余計に煽ってしまうことに気づかないまま。 あっ、と何か閃いたようにぽんと手を打つオディーナ。 「そうだ。わたしったら、ついうっかりしちゃってぇ。ご飯を上げ忘れていた子がいるのを思い出しました」 この期に及んで家畜の心配か、という男の的外れな考えは、数秒後に粉々に打ち砕かれることになる。 しゅるり。 ワンピースを持ち上げるように、ひょいと顔を出したそれを見た瞬間、男は一気に血の気が引くのを感じた。そう、人間にあるはずの無い部位である、長い尻尾。 まるで意思を持つかのようにとぐろを巻き、男を物色するかのように眺めている。 「この子ずっと何も摂取していないから、口が寂しいって訴えてるんです。よかったですねぇあなた。きっと今から、想像も付かないくらい激しく、たっぷりもぐもぐされちゃいますよ♡」 くぱぁ、と開いた先端からは、まるで小腸の絨毛のようにびっしりとヒダが詰まった内壁が見え、そこから唾液のようにじゅるじゅると粘液が滴り落ちている。 男の眼からは先ほどまでの力強さが消え、怯えの色が見て取れた。 「ふふふっ、怖がらなくても大丈夫です。飛んじゃうくらい気持ちよくなりますから」 尾は男の方へと伸びていくと、ズボンの留め具を器用に外し、そのままずり下ろす。 恐怖の反動か、あるいは未知への興奮か。男の逸物はすっかり出来上がっていた。 「それじゃ、尻尾ちゃんも待ちきれないみたいですし、ちゃちゃっと始めましょう」 男は心の準備が出来る間も与えられず、ただ自身のおちんちんが尻尾にしゃぶられていくのを黙って見ることしか出来なかった。 亀頭が、尻尾の搾精口へと包まれていく。魔眼で動けない男は身を引くことも許されず、そのまま竿の部分まですっぽり飲み込まれていった。 内部の肉は柔らかく、粘液でぐちゅぐちゅとぬめっているため、陰茎全体に纏わりついてくる。さながら、おちんちんを溶かされているかのようだ。 ふぎぃ、と甲高い悲鳴。威張るような声調は既に形無しで、ただ蠢く柔肉におちんちんを咀嚼され情けなく喘ぐだけの家畜に成り下がったのだ。 「もう♡そんなにあんあん言って喜んじゃって。自分からこの場にふさわしいレベルにまで堕ちるなんて、お利口さんですねぇ♡」 ペニスを包んだ尻尾がねちっこく吸い付き、根元から甘く締め付けて射精を促そうとしている。よほど乾いていたのだろう、オアシスの水に飛びつくように、勢いよく咥えて蠕動運動を繰り返している。 痺れるような感覚が男の全身を支配する。精子を吐き出すまであと一歩、そう知らせるメッセージのようだ。 「イッちゃいそうですか?顔にそう書いてあります♡でしたら、ちょっとしたサービスを……」 おもむろにワンピースの上をはだけるオディーナ。 どたぷん、という幻聴が聞こえるほど、釣り鐘型の爆乳はぷるぷるに跳ねている。 「おちんちんが吸われて辛い分、あなたにもこのHカップのおっぱいを吸い返す権利をあげちゃいます♡さぁ、チャンスですよ♡いま吸われて悔しい気持ちを乗せて、思いっ切りちゅぱちゅぱしましょうねぇ」 倒れて動けない男に密着するように、お乳をゆっくりと近づけていき…… むにゅん。 顔面を覆い被さる柔らかおっぱいの感触。男の心のダムが完全に決壊したのはその時だった。ぷっくりと膨れた乳首をがっつくようにしゃぶる。ずぞぞっと吸い付くのに合わせるように、下の搾精口の波打つ速度が上がっていく。 「そうですよぉ、動物の赤ちゃんみたいにHカップお乳をたっぷり吸いながら、尻尾ちゃんに濃厚ザーメン、御馳走して下さいね。はぁい、ぴゅつ♡ぴゅっ♡ぴゅう~♡」 囁くような合図に、辛抱堪らなくなったのか、おちんちんから屈服の証であるスペルマが大量に搾精口へと注がれていった。どくどくと、射精のビクつきに合わせるかのように収縮し、一滴残らず搾り取ろうとする。金玉までも吸引されそうなバキュームに最後までとろかされながら、男は今までで一番幸福な吐精を味わっていた。 ――ふふっ、あと何人かはこのまま堕とせちゃうかも ほくそ笑むオディーナ。 戻ってこないことを不審に思った他の見張りがたくさん釣れることを願うのだった。
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