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☆以下、ネタバレを含むちょっとした小ネタ☆
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■女難の相・女運無し■
【片翼の鳥~出会いと別れの物語~】の第二幕のプロットを練っていて、女性に関わってロクな目に遭っていないなと気が付いた故に付いた設定。
“海神の烙印”をヒロに託したのも女性、宿している“呪いの烙印”の人格も女性、剣の勝負を挑んでくる弟子も女性、惚れた女の子は全く以て靡く気配無しとなったら、もうこの女運の悪さを味にしようと思いました。
今となっては彼の美徳の一つだと思っています。
■かつて出会ったことがあった?■
【呪いの烙印シリーズ・短編集】のヒロの章「兄騎士と妹姫」及び閑話参照。
姫と暫定的に名前が付けられた亜麻色の髪に翡翠の瞳をした幼い少女とヒロの物語がありますが、読んでくださった方はお察しの通り、姫はかつてのビアンカです。
「あれ? もしかして……」「いや、でもなあ。あり得ないよなあ」
と思っている内に色々なことで疑心暗鬼になってしまい、なかなかヒロが答えに行き着いていません。
反対にビアンカはかつて慕っていたお兄ちゃんがヒロだったと気付いていませんでした。
まあ、ビアンカ的には初恋のお兄ちゃん(だったらしい)に再び好意を抱いている状態なので、ある意味で幸せなのかも知れない。
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