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☆以下、ネタバレを含む解説☆
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■“世界と物語を紡ぐ者”■
――「言うなれば……、ヒトをヒトと思っていない“傲慢な魔王”ってところだな」
上記は【死ニ至ル呪イ~望郷の想い出~】でルシトが言い放った言葉。
世界の全ては自らの思い通りになる。そんな風に考えている存在がこの“世界と物語を紡ぐ者”。
だけれども実際は自身が手を下すことは稀であり、そこまでの力を有しているのかなど、謎多き存在となっています。
現在は“喰神の烙印”を宿したビアンカの行動を注視しており、彼女の起こす事柄を「楽しい物語」と称して手記にしたためています。
何故に彼がビアンカに意識を払うのかは、物語の今後で語っていきます。
■彼にとっての“呪い持ち”という存在■
“世界と物語を紡ぐ者”にとって“呪い持ち”は本来であれば取るに足らない存在。但し、一握りの“呪い持ち”には注意を払っています。
それ故に自身の手足として動く“調停者”を監視役として付け、その行動に目を光らせて管理を行う所業をしていますが、こちらに関しても物語の進行で語り、加筆修正とさせていただきます。
■“傲慢”を冠する者■
かつて人間と魔族の間で起こった大きな戦争、“聖魔大戦”。約五千年前に起こったとされる戦争には魔族の側に七つの部隊を各々に率いる将軍、“七魔将”が存在しました。
それぞれの性質に因んだ呼称で敬愛された将軍の内、“傲慢”の呼び名を持っていたのが“世界と物語を紡ぐ者”だったと話中で語られます。
人間に対して排他的であり、己が命に従わない魔族に対しても冷酷な存在だったと伝えられるのが“傲慢”を冠する者。
“聖魔大戦”が魔族側の敗退で終結した真の理由も彼が原因となっているらしい――、と現状で語れるのはここまでとなります。
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