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大学に入ってからはたいして遠慮する必要がないのと、結構簡単に仲間を見つけることができたことから全く隠さず生きている。
まぁそのせいで彼氏ができないが、それは一般的な女子のようにお洒落をしようとしない部分も大いにあるので、本当に興味を持ったときにちゃんと自分磨きをしようと考えてはいた。
それより何よりネットサーフィンでお宝を漁る日々が何よりも楽しすぎるので目一杯楽しむことを生きることの一番にしている。
まぁ、男と絡みたいと思うときは時たまーにあるが、それは夢小説という素晴らしい代物で欲を満たすことができる。
ちなみに、夢小説とは。
名前変換機能を小説に組み込むことで、小説の中で自分と2次元のキャラクターを絡ませるという、正に名前通りの”夢”小説だ。
自分だけの夢小説を書こうと一度奮起したことはあるが、数行程で恥ずかしさでとんでもない悶絶を起こしたことから止めた。
やはり人が書いたものをニヤニヤしながら読むのが一番いい。
夢小説はほぼ素人が書いたものばかりだが、素人とは思えないほどしっかりしたものもあるので意外と読みごたえがある。
そういった宝物を掘り出してはお気に入りとしてチェックを入れ、ひたすらその作者の小説を読み漁るのが涼香の日課だ。
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