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「はは。それは災難だったね」
あーちゃんが笑いながら言った。
次の日、私は学校で親友のあーちゃんに昨日のこと全部話した。
「本当だよ。なんで弟はあんなに生意気なんだろう?あーちゃんの所は良いよね。可愛い妹だもん」
「妹だって大変だよ」
「そんなこと無いよ」
私はタメ息をつきながらあーちゃんの横顔を見る。
確かにバカ健太が言う通り、あーちゃんはとっても綺麗。髪はさらさらで、ほっそりとしてて、女の子っぽくて。全部が可愛い。
私が男の子だったら絶対に告白してる。
あーちゃんも中学の時、私と一緒でソフト部だったんだけど、私と違って日にも焼けないし、筋肉も付いて無くて、絵に描いた様な美少女っぷりだ。
「どうしたの?そんなに私の方を見て?」
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