佐渡さんのうざうざ日記パート1

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佐渡さんのうざうざ日記パート1

私は佐渡衣緒中学二年だ。         私の特技は相手のうざいところを見つけること。 「あ~衣緒ちゃん!オハヨーヘ(`・ω・)ノ」      このふわふわヘアの少年は、武井蒼汰。私の彼氏だ。 「ね~聞いてる?衣緒ちゃん!」「·····。」「ね~てば!」  「··さい。」「え?」「う·る·さ·い!朝からうるさいんだよ!」 「ごめん」 ドン!「きゃ···!」「衣緒ちゃん!」                    「武井君!おはよう♡」 「おい!」「なぁに?あっいたんだ~。ごめんね~気がつかなかった~!そんなことより武井君、行こ♡」  女子たちが蒼汰の手を掴む。「離せよ」「え?」       「その手を離せって言ってんだよ!」         蒼汰が女子たちの手を振り払う。「きゃあ!」 「噂は本当だったんだ。          好きな人以外には優しくしないって言うのは」
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