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家族を失い、家を失い、顔を焼かれ、自分がどんな顔をしていたのかもわからなくなった。釣り堀で溺れかけ、二度も死にかけた。
あいつらにもこの気持ちを分からせてやりたい。
もしも、怪物扱いされたらどんな気持ちになるか。
もしも、顔を焼かれたら、どれだけ苦痛を感じるか。
もしも、殴られ蹴られされたあげく、水の中で溺れかけ、死にかけたら、一体どんな気持ちになるか。
一人ずつ、苛めに遇わせて確実に殺してやりたい。
ぼくと同じ怪物に見立てて、ぼくと同じように殴られ蹴られされ、釣り堀の中に放り投げて溺死させてやろう。ぼくを苛めたことをきっと後悔するだろう。全員が釣り堀の中に沈んでしまえば、ぼくの復讐計画は完了する。
ぼくと同じように、顔を火で焼いてやる方法もあるが、火災で火が怖くなったので火は使えないので、ぼくには、このやり方が一番だろう。
さて、どういう順番で、奴らを殺害してやろうか。やはり最初は、一番殺害しやすい奴を殺害して、奴らに見せしめしてやろう。次はお前の番だというメッセージを叩きつけるんだ。
ぼくは、口角を吊り上げると、ノートを開き順番に殺害していく奴の名前を一人ずつ綴っていく。
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