いじめっ子といじめられっ子

再会

顔を見ただけで思い出した。
目があってしまったが関わりたくなかったので挨拶もしないで何もなかったように部屋のドアを閉めようとした瞬間男が倒れた。
倒れた男は間違えてなけば中学校で同じクラスのイケメンと言われていた木村大地だった。
それだけではなくこの男に3年間いじめられていた。
会いたくなかったのに見て見ぬふりをしようとドアを開けようとしたけどそれができなかった
大丈夫ですかと尋ねると大地は一言言った。
「何か食べるものをくれ」
なんだそんなことかと思いながらとりあえず大地を部屋に入れて冷蔵庫を開けたら何もなかったのでカレーの残りがあったので温めてカレーを置いて部屋を出た。
「女とやっても良いけど壁が薄いから気を付けたほうが良いよ。」
最後に一言言ってやった。
そして思いっきりドアを閉めた。