静かな妖精

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夢をみていた 密林のなかをひた走り 僕はなにかから逃げていた 相手は強靭な獣とも人智を超える怪物ともつかぬ身の毛のよだつ存在だった 喉がからからにかわき 体力の限界を感じていた そんな悪夢の中にいる僕を彼女が優しく起こしてくれた
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