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不毛な闘いをしていたら、いつの間にか頼んだご飯達が届き、ちゃんとお礼を言えば「お熱いのでお気をつけ下さい」ってさ!優しいなぁ!頂きます!
【きゃあああああああ】
【生徒会の皆様!?】
【生徒会様ぁぁぁぁ!!】
「!?!?ンンン。」
麺をするするーと食べてたらいきなり叫び声が響き、口の中に入った麺が飛びそうになったが俺の前の席は、藤田ちゃんだったから頑張って飲み込んだよね!!!
光と新だったらそのまま飛ばすわ。
俺だけじゃなく、立花ちゃんが噛まずに飲み込んでしまい涙目。かわいい。
鶏肉を噛まずに飲み込むのは相当しんどい。
「夕莉、愁、大丈夫!?」
「はひっ。」
「へいき!」
望月くん優しいっっ!!すんなり呼び捨てだよ!かっこいい!
そんな愚かな事を考えてる時元凶が来た。
「我々のせいで申し訳ございません。お身体は大丈夫ですか?」
「「涙目になってるよー?大丈夫ー?」」
「痛いの.......痛いの.......飛んでけ」
ちょっと俺の癒しを泣かせた罪は重いぞって思ったけど、優しい!!!上から副会長様、双子様、書記様。
待って?あの生徒会様に心配してくれるだけでも、親衛隊に刺されるじゃ!?
「ご心配頂きありがとうございます。
今日入学してきた1年Sクラスの望月 蒼真です。その、ただ今注目を浴びていまして、親衛隊の皆様からお怒りを買うのではないかと少々不安です.......。」
訳すと目立ってるからさっさと離れろて事だね!
「それについては心配無用だ。もしそのような愚かな事を、お前達がされたら遠慮なく俺達に言え。すまいな、不安にさせて。」
「いえ!?ありがとうございます!」
きっちりお辞儀している望月くん。すげー、生徒会長様かっこいい!!
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