食堂

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「他に心配な事はあるか?」 「じゃ、はい。俺の横で菓子ばっかり食べてる奴が同室者何ですけど「お菓子をあげるからついてきて欲しい」とか言われたら絶対に行きそうな奴何ですけど、こいつも守って欲しいです。」 「「「.....................」」」 思わず風紀委員が言葉を失う程の衝撃的な内容だった。奥に隠れていた親衛隊も思わずズッコケそうになったが堪えた。言われた本人はお菓子に夢中で何も知らない。 「愁きゅんは純粋な子だと思うwww」 「お菓子をくれる人に、悪い人はいないって 思ってそうだよねwwww」 「.......心配。」 光と新は爆笑しながら悪い人について行きそうな愁を想像し、それを冷めた目で見ながら少々心配する美琴。 今まで屍となっていた八神がムクっと起きた。 「え、マジ?」 第一声がそれかと、ツッコム風紀委員がいないので真顔で聞く八神だが、秋人はただ頷く。 「いやいや、そんな子っているんですか!? 小学生でも絶対ついて行かないですよ!?」 「.......月城君だっけ?なるほど。ちょっと1年の校舎巡回を強化しよう、智哉。」 「あぁ。全校舎には緊急ボタンが各々の教室にあるから、何かあった時にはそれを押す事を強く月城に言え。後、好物をチラつかせながら月城に近づく奴には十分に気をつけろ。花夏と言ったかお前は鍛えているな?」 「空手を少々......分かりました十分気をつけます。」 復活した水城は混乱しながら叫び、副委員長は真面目な顔で巡回ルートを確認し、委員長は重いため息をついた。 親衛隊は観察対象者を絶対に視界から外さないようにすることを決意した。 「ふぅ.......頼んだ。他に心配な事はあるか?」 「美琴は見た目が、か弱く見えるんですが一撃必殺をもっていますし、新がしっかりしているので大丈夫かと。光は俺が責任を持って見ておきます!」 蒼真が一撃必殺と言った瞬間、水城が反応したが、足を踏まれたので何も言えなかった。 全く学習しない水城。 そして光はえ?俺なんか問題児みたいな感じで伝わってない?気の所為?と感じながら混乱したがとりあえず黙っていた。
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