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ガチャリ
「どちら様ですか」
外に立っていたのは数え切れないほどの兵士
「我々は第3王子のギガン様をお迎えに参りました」
おそらく1番位の高い兵士が声を張り上げる
「俺がギガンだが」
兵士の大声に顔をしかめながら答えるギガンを見て兵士は目を白黒させる
「それだけを言いに来たのか。なら帰れ」
ギガンがバッサリと切り捨てドアを閉めようとするので流石に止めに入る。
「ギガン様、彼らは貴方様を迎えに来たと言っているではありませんか。」
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