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2人は可能なかぎりの愛を注ぎ王子を育てた。
しかし、もともと年老いていた2人には
この先王子の面倒を見続ける事はできない。
2人は困っていた。
そんな事を考えていたある雪の降る冬の日。
1人の人間の少年が別荘の庭に倒れていた。
少年を見つけた執事は慌てて看病をし、
なんとか一命はとりとめた。
少年は助けてもらったことに感謝し、
別荘で働くようになる。
これはそんな少年と王子のお話。
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