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隣に正座して修司は頭を下げる。 「殴ってくれ、気が済むまで、お前にはその権利がある」 権利だ?なんだそれ。 起き上がって両手で修司の肩を押し、修司を倒すと、修司は口と目を閉じた。 「痛いの、舐めて」 修司の顔を跨ぐと、上から覗き込む。キョトンとした修司らしくない表情、目が合ってるのに何を言ってるのか分かっていないよう。 「舐めて」 もう一度言うと、やっと目が笑った。
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