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直人は作詞・作曲、バンドのヴォーカリストではあるものの、
現実は厳しく、とても音楽だけで生活していくのは難しかった。
この時にはまだ、
まさか 彼にお別れの瞬間が
近づこうとしているなんて
本人さえも 知るよしが
なかったであろう。
直人は食べていく為に
音楽関係以外にも いくつかの
収入源があったものの
生活していく ギリギリの境界線の
状況に苛立ちと焦りを感じ
毎日 、酒と女に溺れる日々に
落ちていった。
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