17人が本棚に入れています
本棚に追加
/57ページ
「これで最後か……」
「そうだな。まぁ、どーせやることもないんだから、また来ればいよ」
黒い森に入った時、嫌な予感は感じていた。
でも、そこから感じる不思議な魅力に引かれ、引き返すことが出来なかった。
「結構奥まで来たけど、中心はまだ見えないのか」
「そうだなー。もうちょっと?」
この森には、核となる何かが存在しているという噂がある。
そして、その核に触れれば未知の力が与えられるという。
俺達はそんな噂信じてはいなかったが、もし本当にあるのなら見てみたいと思った。
最初のコメントを投稿しよう!