やばいかもしれない

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「本当に、いいのか?」 『ああ』 「本当にか?」 『……』 「なぁ」 『何度も言わせるなっ!』 「わかったよ。……じゃあ、いくぞ」 核に触れると、暖かくて優しいものが自分に流れ込んでくるような感覚がした。 (これでこいつは消えるのか……) そう考えると、少し寂しいような気がした。 (消えた後にも世界があるなら、仲間とまた会えるといいな) そして、俺の意識は沈んで行った。
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