やばいかもしれない

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「大丈夫?痛いところとかないの?」 「大丈夫。お前は?」 「俺も大丈夫だよ。」 互いの体調を確認し、一息つく。 「とりあえず、ここから出よう。」 そう言って立ち上がろうとした時、あんなに生い茂っていた草木がきれいさっぱり消えていることに気づいた。 多分、森の養分になっていた核が消えたから……。 来た方向を思い出しながら歩いてゆく。
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