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俺の寝ているベッドの縁からぴょこっと顔を出すレオ。
こんなふうにするのはあの話のとき。
「なぁなぁ」
「なに」
「学校……」
「ダメ」
俺達は1年前まで天界に住んでいた。
その時からレオは下界にある、「学校」というものに憧れていたらしい。
でも、レオは人間から神と同等に扱われる聖獣、俺は天界でも認知度が低い暗黒天使。
言われるままに学校に通い、正体がバレて捕まりました。
ではいけないのだ。
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