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私は自分の部屋に入り、クローゼットを開ける。
クローゼットの奥の奥に、宗介との思い出が入った箱がホコリまみれになっていた。
ホコリを手で払い、箱を開ける。
そこには、私が忘れていた宗介との思い出がたくさんあった。
その箱に、さっき貰った指輪の箱を仕舞う。
私はやっと大事な思い出を思い出す事が出来た。
あの日の約束は守れなかったけど、私は宗介と出会えてよかった。
「お母さん!
醤油どこ?」
何だかんだ私を頼る美佳の声がする。
宗介、私は今幸せだよ。
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