3人が本棚に入れています
本棚に追加
みんな丸い皿の上
トム君は農業実習生として日本についてそうそう東日本大震災にあった。福島での実習が殆ど出来ないまま、次の実習先が見付かる迄、東京に滞在したのは、いいけど…仲介してくれた業者がいい加減で、日本語の良くわからないトム君は、良いように騙された様子だった。それで不法就労の烙印をどうやら押されてしまっていた。
「法的解決は、私の頭では難しいから、さっさと頼もうと思ったの!じゃ任せたよ!あんたが一番頭良さそうだし…。徳島さんはボケちゃって話にならないんだから!」
映像と命令が一緒になっていて…ユーチューブでの個人攻撃みたいな映像が、本当は小さなSOSから、始まったのだった。
「トマトがあんなになったのは、放射能何て書いてごめんなさい…。本当は育て方知らなかったの…。だからあんな風になったのは、きっと僕のせいなんだごめんなさい…。」
怪獣の様なトマトは、もともとトマトの食感が嫌いで、別の子供が捨てたものだった。教育の為には宜しく無いけど…ケチャップや、ジュースなら、美味しく食べられる。嫌いな食感で泣きながら食べるのは、いじめているような気がすると、先生は悩んでいた。
「アレルギーじゃ無いんだから食べなさい何て言うのは、躊躇っていたら、例のユーチューブを紹介されてね…。あの妖怪みたいなおばあちゃん、お孫さんが重度の小麦アレルギーで、殺しかけたとか話してたでしょう?」
全ては丸い皿の上に繋がる。徳島さんのモンスター嫁が、先生達の相談相手になっていた。
「
最初のコメントを投稿しよう!