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香月宗也 ~少年期
小学生にもなると色波の使い方もわかってきて、この頃にようやく自分に対しての感情によって色が違ってきている事に気づき始める。
怒っていると黒く、好意をもっていれば橙に、多少関心があると黄色、こちらの事をまったく知らないすれ違う赤の他人等は白色といった具合だ。
この頃は自分は他の人とは違うこの力に優越感みたいな物を持ってたと思う。
そんな時に両親が事故で他界、母方の叔父夫婦に子供が居なかった事もあり引き取られる。
あの時のショックは相当だったが、叔父夫婦の優しさに救われたせいもあり早く立ち直る事ができた、一時は叔父夫婦に不信感を持つ事もあったが今は感謝しかない。
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