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「以上での情報は終わりじゃろう、わしの兄弟がいろいろな国で情報屋をしている。できれば合うことがあるじゃろうが、って人の話を聞かんか」
とりあえず愚弄はうるさい爺さんを無視して、オーブの情報をと、すぐに引き返す。
「爺さん、オーブの情報くれ」
「だから待てといった。おぬしに情報を提供してもいいが、次は200ゴールドをもらわないといけんのう」
「あそう」
「かる」
愚弄は200ゴールドを渡すのであった。
「どんな職業につきたい?」
「どんなって、なんだろうな、僕は絵が大好きだから、絵を描きつつも、戦えるやつ、あるわけねーよな」
「ある!」
「あるんかい」
「それは流星職の紋章使いというものじゃて、紋章使いとは、紋章を体に描くことにより、いろいろな紋章魔法を使うことができる。心の宿る紋章によってその力は決まる。剣を武器に接近戦をしつつも紋章を使うというのをお勧めするよ、それと一番人気のない職業なんじゃ」
愚弄は唖然としつつも。
「なんで人気がないんですか?」
「それは紋章を書くだけの絵の才能がないというところもあるかもしれんが、戦闘中に紋章の切り替えで絵をかくとき、戦闘中だと絵に集中できないからじゃ、あらかじめ決められた紋章もレベルによって同時発動できるのは決められている」
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