4話蟹座の剣士の国

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「つまり沢山先に紋章を書いたとしても、2つ発動だったら、最初に書いた2つしか発動せず、後から書いたものだと発動しない、発動し終わったら、また紋章を戦闘中でも再度書き直す必要があると」 「少し違うな、別な種類の紋章の力を使うときだけ書き直す必要があり、同じ種類、つまり炎系の紋章なら永遠とマジックポイントが続く限り炎を吐き出し続けることができるのじゃ、いわゆる戦闘型タイプの魔法使いというところじゃあ」 「なるほど」 「わかった爺さん、僕はその職業につくことにするよ、必要なオーブを教えてくれ」 「よろしい、一つは絵、一つはペン、一つは創造じゃ」  絵のオーブ【盗まれた絵画を取り戻せ】  ペンのオーブ【生きているペンを見つけろ】  創造のオーブ【蟹座の第一ダンジョンのボスを倒せ】  という三つのオーブを探すことが始まったわけだが、  金は非常にやばく、武器すらもっていない自分が、  第一ボスを倒せるとは思えないし、  まずは武器を購入するだけのお金と回復ポーションなどを購入してから、最後の創造オーブをとることとして、  まずはレベリング+金稼ぎをすることとした。
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