5話レベル上げならぬ金稼ぎ

1/4
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/92ページ

5話レベル上げならぬ金稼ぎ

―――蟹の草原にて―――  周りを見渡すと沢山のプレイヤーたちがパーティーを組んで、冒険をしているという羨ましい光景がある。  とても美しい女性が歩いていたりしていた。  見ているだけで興奮してくる。  これが男性としてのホルモンが及ぼしている影響なのだろうか?  いろいろなことを考えてみたけど、  どうでもいいので、ひたすら蟹ソルジャーと戦っています。 ――――――― レベル6 蟹ソルジャー ―――――――  愚弄の腰半分くらいの二足歩行型の蟹が剣を二振り持って、  こちらに走ってくる。  彼らのいいところは群れてこないところ、  どうやらソルジャーとしてのプライドがあるようだ。  こちらは素手と足だけ、  だって武器買うだけのお金ねーもん、  おそらくこの世界での素人は愚弄くらいなもので、  この世界にいる人々は高レベルになっていてもおかしくないし、  それでも低いレベルの人は20くらいはあってもおかしくない、  蟹ソルジャーと5時間戦い続けた。  50体の蟹ソルジャーをぶったし続ける。  なんか眠るのが負けた気がするので、  ひたすらさらに5時間蟹ソルジャーと戦い続ける。  蟹ソルジャーは口から泡を吐き出して、恐ろしい形相で剣を振り回すのだが、  愚弄のパンチで消滅した。 「やっぱロボットたちの教育は無駄にはなってねーよ」    低レベルで蟹ソルジャーを一撃で倒せるだけ、以外とすごいことなのかもしれないと思っていたり。  腹が減ったので、宿屋に戻ることとした。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!