愛おしくてたまらない

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 やたらと火傷の跡へ舌を這わせたりキスをされる。ロシェにとって敏感な箇所であり、それを知ったファブリスはやたらと触れようとするのだ。 「火傷の跡ばかり触れないでくれ」 「ここも愛していると言うことを伝えたくてな」  愛おしいと目が語り、舌が彼の火傷の跡を嬲る。それが心を満たし、身体を疼かせる。  火傷を舐められただけでイってしまったことに驚き、ファブリスは口角を上げる。 「ふふ、お前はここが敏感で弱いのだな」 「お前がっ」  くやしくて耳を噛んでやれば、ぴくっと動く。 「おっ」  甘噛みをすれば、揺らいでいた尻尾がヘタリと垂れる。 「耳、駄目なのか?」 「ロシェが噛んでいると思うとな」  ファブリスのモノが更に大きさを増していた。 「うっ」  互いに照れつつ、そして額をくっつけて唇を重ねる。 「あっ、ファブリス」  今度はファブリスがロシェの首や腕、そして太腿へと甘噛みをしはじめる。  それがたまらなく気持ちよい。 「後を頂いても?」 「あぁ、好きにしろ」  後ろを舌で舐められ声を上げる。 「待て、舐めるのか?」 「あぁ。前にも話したが、舐めたほうがスムーズにはいるからな」  そうだとしても、これは恥ずかしい。 「あのな、舐めてもお前のは受け入れられない。指でほぐさないとな」 「あぁ、そうか。しかし俺の指を中に入れたら確実に爪で傷をつけてしまうだろう」  ぺたりと耳が垂れた。落ち込んでいるのか、なんだか可愛い。 「俺が……」 「では、その前にたっぷりと濡らしておこう」  俺が自分で解すという前に、ファブリスが後ろを再び舐めはじめる。 「え、ひゃぁっ、や、ふぁぶりす」  孔をびちゃびちゃと舐めた後、中へと入り込んでくる。 「んっ」  ぬめぬめと中で蠢いて変な感じだ。  長い舌はロシェの良い所を舌先で弄り始める。 「ふ、あぁっ」  爪を気をつけながらロシェのモノを手の中へと包み込んでこすりあげる。 「あっ、だめ、そんな深くまで舐めるな」 「だが、ここに触れると、ロシェがいい反応を見せる」  舌先が触れる度、身体が飛び跳ねてしまう。 「もういいから、抜け。後は指でする」 「そうか。では、俺のを舐めてはくれないだろうか?」 「わかった」  反り立つモノを見せられ、ロシェは膝をつき中腰になるとそれを咥えた。
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