【Ⅰ】転生の書。

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【Ⅰ】転生の書。

目覚めた時、私は深い闇の中にいた。 天も無く、地も無く── 右も左も解らない。 何も見えず、何も聞こえず、 熱さも寒さも感じない。 五感を越えた『混沌』の境地── 此処は一体…何処なのだろう? 記憶は失われ、自身の名前すら思い出せない。 私は… 一体、『何者』なのか?
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