月曜日

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 目が覚めた。カーテンの外はまだ暗い。スマホに手を伸ばして時間を確認すると2時だった。一回大きくため息をついた。 ・・・欲求不満だな。  まあお年頃の男子高校生なんて頭の中ほとんどエロだ。夢の中でめちゃくちゃ彼女にキスをして、指で弄って、イれた。腰を打ち付けたら彼女も同じリズムで腰を振ってくれた。  すっごくエロかった。  夢の中くらい彼氏のことは触れないでオレの彼女設定でもいいのにと思うけど、すごく彼氏の存在が気になるんだと思う。それこそ、夢に出てくるくらい。  深呼吸したくらいで落ち着くような熱さじゃなかった。どうしようもなくてヌイた。想像の中で彼女を犯すみたいにヤッた。想像の中でくらい、好きなようにしたかった。  ・・・さっきの夢の中みたいに彼女がオレのことを求めてくれたらいいのに。  ヌイて冷静になると、毎回訪れる純粋で淫らな願い。どうしようもないことは分かっているけど、一回大きくため息をついた。
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