1人が本棚に入れています
本棚に追加
「クエスト見たい。」
メリルの一言でギルドに戻ってクエストの紙を見る。様々なクエストがそこにはある、トロルの討伐…要人の護衛。要人?もしかしてこれがカメレオンマンの護衛?
「メリルの一撃必殺の右腕破壊をしない格闘能力を知っておきたい。」
それにこれはおもしろそうだね…廃墟に幽霊が現れる。
ビリッ!誰かが後ろからクエストの紙を剥がした。
「これなんてどうかな?蒼天のハーフエルフの討伐。」
レイは指を曲げて円を作っている。
「ギルドとしてはこれかな?」
「嘘でしょ!」
そっと蒼天のハーフエルフのクエストの紙に近づいた…と思ったが廃墟の幽霊のクエストを手に取る。
「これねっ!」
「これじゃないのか?」
それはさっき出会ったあの人物の依頼…だと思う。
「そのクエストがしたいの?」
ヴィネッタはどんな言葉が返ってきても廃墟の幽霊のクエストをしようと思っている。その後ろの方で扉が開く音がする。特に気にすることもない。
「まぁこれの試し斬りが出来るなら、どんなクエストでも…蒼天のハーフエルフのクエストはできないが…。」
ここでならシルバーソードを貸すことないだろうから、シルバーソードを振り上げる。
「あらいいじゃない…ロングソードとは天と地ほどの差がある業物じゃない。」
「だろ!!」
最初のコメントを投稿しよう!