ひんやり店員

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「それで、どういう用件で電話したんだい」 「いいえ、もういいです。たいしたことじゃありませんから」僕はそう言った。 「いやいや遠慮するな。君の話はこのひんやり大臣が請け負おう!」 僕は「キエエ!」と奇声をあげ警官のケータイ を取り上げて地面に叩きつけた。 警官はすぐには事態を理解できなかったようだが、みるみるうちにひょうじょうがかわった。警官は鬼の形相で僕を拘束した。僕はそのままパトカーに乗せられ警察署に連れていかれた。移動中手首に巻かれた手錠がひんやりした。
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