その赤は私に残る

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赤い、あかい......それが瞬く間に黒くなって。私はそれを知っている、その液体を知っている。誰もが目を背けたくなるような、それでもそこから目を背けてしまったらきっとより嫌なものが目に入ってしまうから。だから私は目を背けられない。
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