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「ふわぁ…」
俺は、ベッドから起き上がると大アクビをしながら、伸びをした。
半開きのカーテンの隙間から…
日の光が部屋に射し込んで来ている。
枕元の目覚まし時計を見てみると、時刻は既に昼近くになっていた。
俺は、首筋をぼりぼりとかきながら昨夜の事を思い出した。
「いやはや…
昨夜は、川上のヤツと随分な量を飲んだものだなぁ」
昨夜…つまりは、金曜の晩、俺は仕事帰りに同僚の川上と居酒屋で、しこたま酒を飲んだ。
まあ、昨日は給料日でその上、週末だ。
次の日(つまりは今日)は休日だし、街に繰り出さないテは無かったと言う訳だ。
俺は…自慢じゃないが、こう見えて結構、女性から飲みのお誘いを受けるのだが、たまには男だけでワイワイ騒ぎたくなる時も有る。
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