三度目のキスは甘く

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「隼人、冷たくて気持ちいい……」 「伸は、あったかいなぁ」 「ね、隼人はどこの病院に入院してるの?」 「中央病院」 「僕、お見舞いにいくよ」 「マジ!?」 「うん。バイクの雑誌持って、お見舞いに行く」 「待ってる。俺、ずっと待ってるから」  二人で寄り添い、抱き合って眠りに就いた。  これで、しばしの別れ。  生霊の隼人が重症の身体に戻り、傷を治すまで。  寂しいな。  淋しいぜ。  互いの気持ちは、一緒だった。  
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