プロローグ

9/32
前へ
/32ページ
次へ
「いいよ。出来れば敬語も止めて欲しいんだけど…これは何か癖っぽいし…特別に許してあげるよ…俺は優しいからね」 「あ、ありがとうございます…」 「でも本当にちっちゃいねぇ…あのセンパイを彷彿させるってか…簡単にだっこ出来ちゃいそう…こうやって…ね」 「ひゃっ?!ふわあぁっ…!?た、高っ…高いです…!?」 一瞬にして私は阡くんに抱き上げられてしまいました。 目線が彼と同じになれば遥かに遠退くのは地面… 距離が近いドキドキとあまりの高さに私はパニックに陥ります。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加