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「いいよ。出来れば敬語も止めて欲しいんだけど…これは何か癖っぽいし…特別に許してあげるよ…俺は優しいからね」
「あ、ありがとうございます…」
「でも本当にちっちゃいねぇ…あのセンパイを彷彿させるってか…簡単にだっこ出来ちゃいそう…こうやって…ね」
「ひゃっ?!ふわあぁっ…!?た、高っ…高いです…!?」
一瞬にして私は阡くんに抱き上げられてしまいました。
目線が彼と同じになれば遥かに遠退くのは地面…
距離が近いドキドキとあまりの高さに私はパニックに陥ります。
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