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③ 厄介な消費税の問題
7月14日、日曜日の12時ごろ、柏駅南口にれいわ新選組の山本太郎氏の演
説に出くわした。
はじめて見る太郎氏は白いTシャツに濃いめのグレーの運動着のようなに
ピタッと決まったファッションだった。
1時間ばかりの演説の中で中心のテーマは消費税の話だった。
彼が言うには1989年に消費税を上げてから、失われた20年と言われた
旧保守党政治の失敗による長引く不況で日本経済は中国にも抜かれてGDPは
落ちる一方であり、アメリカよりも成長率が落ちるげっぴりの状態になってし
まった。彼は「消費税はゼロにせよ!!」とアッピールしていた。
チーパパもこの演説で気が付いたが、1989年にケンブリッジ大学のイン
ターナショナルサマールに参加したが、日本の経済はバブル期の最後のころ
であり、世界の注目を浴びていた時期だったことを思い出した。
あれだけ恵まれた日本経済の凋落は旧保守政権の失政だったのであるか
とチーパパも気が付いた。山本太郎氏は財源は法人税と所得税を1989年
当時にもどし、所得税に関しては累進課税を施す。要するに、お金持ちから
税金を取る状態に戻すことが大切であるという話だった。
デフレの原因は、3%からはじまった消費税だということにチーパパは
気が付いたのだった。
一つ気になったのは最低賃金を時給1500円にし、政府が保障するという
案であったが、ベンチャーなどは、はじめはできるだけ安い賃金であり、成長
と共にアップした方がベターとチーパパは感じた。
「消費税をゼロにすれば、デフレも治り、購買力も戻ってきて、経済が活性化
する」というヒントを山本太郎氏から、頂いた。彼の若さのパワーを貰って
握手して別れた。
「頑張ってくれよ!!れいわ新選組、山本太郎!!」
とチーパパは叫んでいたのだった……。
「日本も全てに金属疲労が来てるな! このままでは未来がないな!!」
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