3話やっべーゴリラだ

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「当たり前だ」  するとマナちゃんは五郎の後ろをおいかけて、  五郎はソファーにごつんと座ると、  マナちゃんは目の前のソファーに座る。  私服の彼女はとてつもなくぽっちゃりしており、  スカートがとてもきめ細かくうごいているし、  胸も結構あるようだ。   しまいには顔はとてつもなく美形だから詐欺だろう。 「なぜだろう、うち、課長を見ていると、どきどきしちゃう」  といいながら、どんどんすりよってくる。 「ちょ、まて」  五郎はすりすりとあとずさる。 「課長、うちと付き合ってください」 「はいいいいいいいい」  はっきりいってわけがわからない、  五郎の人生とはもてない時期がすべてだった。  小学生も中学生も高校生のときだってもてたためしがないし、  まわりからはがり勉の本好きだとおもわれていたし。  いまついにもてきがきたのか。  まさか、ゴリラになってフェロモンがたくさんでてるとか?  それがゴリラライフの始まりであった。
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