3人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
4話ゴリラ恋に落ちるのまき
「ま、まて付き合うといつことは、男と女の関係で、いろいろ放送できないことをするわけで」
「はい、課長なら身をゆだねられます」
(まだ話の続きが、いまの俺はゴリラなのだと、どう説明したら)
「だ、だが、に、肉体関係は、もっとお互いを知り合ってからで」
「それでかまいません、というよりお互いを知らないうちからの肉体関係は絶対にいやです」
「そうか、それはよかった」
「さぁ、うちは課長の素顔を写真でしか見たことがありません、キグルミを脱いでください」
「いや、俺は女性を前にすると全身が蕁麻疹でとても見せられないんだ」
「嘘は言わないでください課長」
(いえ、嘘ではありません)
とはいえず。
「そうか、チャックがはずれて脱げないのですね、課長包丁をかしてください」
「ま、まつんだ」
(それをやると俺は天国に向かいます)
「わ、わかった。俺と付き合うからにはゴリラの姿で付き合わねばならないという法則があるのをしってるか?」
「そんなの嘘でしょ」
「嘘じゃないぞ」
五郎はもはやピーチクパーチク状態で、
パニック発作でも引き起こしそうな感じである。
さぁ、どうする、
これが恋愛の修羅場というやつか?
最初のコメントを投稿しよう!