【10】プロポーズ

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「で、 大事な話ってプロポーズの事? 剣はあそこでプロポーズするつもりだったの?」 私は剣とプラネタリウムに隣接するカフェに入った。 このカフェも素敵で、宇宙空間のような雰囲気があり、あちこちに星が散りばめられている。 例えばコーヒーの角砂糖が星型だったり、パンケーキやロコモコ丼の上の目玉焼きも星型だ。 目で楽しむアイデアが満載で、私も色々と勉強になる。 けれど、ひとまず剣を優先。 私はソワソワと落ち着かない剣に視線を向けた。 「あ、あのさ…、 荊棘的にはどうだった?あまり良くなかった?」 「私?私の意見なんてこの際どうでもいいでしょ。 あんたの彼女がこういうのが好きかどうかでしょ?」 「……。」 いつも自信満々で、人の意見なんか必要となんかしない人が、今日はどうした事か。 「あんた今日おかしいよ? 何でそんなにソワソワしてるの?」 .
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