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テンションの波が複雑だった剣も、今は元通り。
いつもの剣だ。
「あんたが7年もちゃんとまともに付き合うとわねー。
見直したよ。すごく見直した。」
「ハハ、ありがとう。」
「でもまだおめでとうは言えないな。」
私はチッチッチッと人差し指を揺らした。
「は？」
「だってまだプロポーズのＯＫというか、プロポーズ自体してないでしょ？
もし万が一に断られたらどうするのよ。」
「ああ、その心配ならいならいよ。」
「何で？」
「だって彼女俺にベタ惚れだから。」
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