若様が来る!
12/15
読書設定
目次
前へ
/
15ページ
次へ
「父は……国家老は私が家計を逼迫させることを恥じているのです。大食する限り身分を明かすことを禁じられております。最早ここまで、失礼いたします」 「あ、お静様。お待ちを」 園の両親が引き留めようとしたが、静は一刻もしないうちに大きな琵琶を背負って立ち去った。 無言で涙を流す園の背に、喜兵衛が手を添えた。 「……縁がなかったのだ」
/
15ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,050(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!